個人再生をお考えの方へ
1 個人再生をご検討の際は弁護士にご相談を
個人再生はご自身で申立てをすることも可能ですが、必要書類を適切に集めて、不備のない資料を作成し、手続きを進めるのは容易ではありません。
そもそも個人再生が適している方法なのかを的確に判断し、個人再生の見通しを把握するということも簡単なことではありません。
個人再生を含む借金の問題の対応方法について熟知していないと、適切な対応や判断が難しいかと思いますので、個人再生をご検討の際は、まずは弁護士にご相談ください。
2 個人再生の注意点
個人再生では、清算価値以上の金額を弁済しなければいけません。
清算価値は、保険解約返戻金、退職金、不動産なども含まれますので、思いがけず清算価値が高額になると、個人再生手続き後の弁済額も高額になってしまいます。
あらかじめ、インターネットなどで情報収集し、債務総額から個人再生後の弁済額の見通しを立てている方もいらっしゃるかもしれませんが、清算価値ベースとなってしまうと、予想を覆す結果となってしまいますので、ご注意ください。
このように、個人再生では財産額も重要な情報となりますので、弁護士に相談する際に適切な情報を伝え、個人再生の見通しを確認されることをおすすめします。
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